医師のご要望から生まれた
レジメンオーダサポートシステム
抗がん剤化学療法に必要な医師による投与計画・レジメンオーダをはじめ、薬剤師による調剤・調製、更に医師や看護師による投与実施管理、履歴管理を安全にサポートする情報システムの構築が必要とされています。
本システムを利用することで医師、看護師、薬剤師が抗がん剤投与情報を院内ネットワークを通して共有し、安全に投与の実施や投与量の管理を行うことができます。化学療法のレジメンオーダによる安全管理が日増しに重要になっている今日、本システムは、医師による抗がん剤投与計画作業から薬剤師による患者様への服薬指導に至るまで、一貫したレジメンオーダに基づく投与管理を行い、安全に化学療法を実施するためのソリューションシステムです。
目的
- 医療行為のケアレスミスをなくすシステム
- 医師の意図を明確化するシステム
- 医師の意図が間違いなく看護師、薬剤師、医療スタッフ全てに伝わるシステム
- 投与日、全体スケジュールなど全ての情報が医療チームで共有できるシステム
- 患者様が治療への理解を高められるシステム
- コンピューターの”速さ“”正確さ“そして”記憶力“を使う側が活用するシステム
特徴
- 既存のオーダリングシステムや電子カルテシステムとリンク
- 注射薬と内服薬を含めた複合的なレジメンチェック
- レジメンマスタの真正性を確保
- がん拠点施設を中心とした豊富な運用実績
- レジメンオーダリングシステムの構築と運用システム提案
- 運用に合わせた柔軟なカスタマイズが可能
- 抗がん剤の調製量自動計算などの充実した機能
導入の効果
医師
- ストレス無く自然な流れでオーダ入力できる
- 検査値および生涯投与量のチェック等、安全性の機能も充実
- 視認性に優れた投与カレンダーにより過去の投与歴も安易に確認できる
- 注射薬+内服薬のレジメンにも対応。内服薬のオーダ忘れを防ぐ
- 入院／外来の切替を簡単に操作できる
- 患者様向けの化学療法説明書や抗がん剤投与計画書の帳票類も充実
看護師
- 医師の指示を投与カレンダーにて1画面で簡単に確認できる
- 外来化学療法センターにおけるベッド管理ができる
- 有害事象や副作用情報の登録・管理ができる
- インシデント防止として投与手順確認書の確認・発行ができる
薬剤師
- 質の高いレジメン管理が実現できる
- 処方監査業務の効率が上がる
- 疑義照会の記録が作成できる
- 調製作業の安全対策強化、作業効率の向上を図れる
- 「がん化学療法説明書」により抗がん剤の服薬指導ができる
- レジメンの実績データを管理・出力できる
電子カルテシステムと連携・データの流れ
- 標準連携パターン
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オーダリング情報、各種マスタ情報を含め電子カルテとすべて連携します
レジメンオーダが新たに電子カルテにアドオンされます
- 簡易連携パターン
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CROSSで発生したオーダ情報を記事としてカルテへ送信・受信する連携ができます
電子カルテの改造を必要最小限で行えるメリットがあります
薬剤部門システムとしてのレジメン鑑査システムです。アプリケーションのWEB対応により電子カルテ端末に相乗りできます。
これにより薬剤師がどこに居ても効率的に処理できます。レジメンに関する患者様用の帳票や統計機能も充実しています。
※331Dへのバージョンアップも可能です。電子カルテシステムを含めたトータルのご運用を提案いたします
